|
 |
 HOME > オススメ犬映画
 |
白い犬とワルツを
日 本 2002年
監督 月野木隆 原作 テリー・ケイ
出演 仲代達矢 藤村志保 南果歩 村麻由美 豊原功補
|
 |
 |
愛する人を失った人を慰める事は…
思いもかけず《愛する人》を失うという事があります。そういう場合、慰めの言葉はなかなか出てきません。でも、代わりにその《愛する人》が何かに変わって慰めてくれる事があると聞きます。
たとえば、内気な白い犬になって現れたり…
そして気づいた事とは…
40年間連れ添っていた妻・光恵(藤村志保)を亡くした英助(仲代達矢)。朝、いつものように英助を気遣い見送った日の事でした。樹木医である英助と同じように木々を愛し、彼を支え続け、子供達を育てた光恵の死は英助には想像もできないぐらいの驚きでした。
こんなに愛していたなんて…。
日々呆然とする英助。そんな時一匹の白い犬が彼の目の前に現れます。彼の一人の時だけ姿を見せる白い犬に《何か》を感じる英助。そして思い出すのは、臨終の時、三本の指を立て何かを願うように英助を見つめる光恵の姿。
実は、二人は昔・働いていた山で一人の男の子を亡くしていて、光恵はその山の木の下にその子の骨を埋め「かならず帰ってくるからね。お父さんと三人で一緒にお墓に入ろう」と約束をしていたのでした。
「約束を守りたいのだ…。」光恵の気持ちを察し、なんとか山に光恵の骨を埋めたいと思う英助。しかし、落ち込んでいる彼を心配する長女・由恵(南果歩)と次女・恵美(若村麻由美)が許すはずがありせん。英助は一人で約束を守ろうと決心するのです。
《あの》白い犬を連れて…
「ここにいるよ…」声が聞こえるようです。
英助以外の人の前になかなか姿を見せなかった白い犬。周りの人は白い犬の存在を信じません。でも、彼を慕うように寄り添う白い犬に、永遠に愛した光恵の姿を重ねる英助。光恵はたとえ犬になってもかけがえのない愛する人。そう、白い犬の存在は誰も信じなくていいのです。
その《深い深い愛》はふたりだけのものだから…
|
 |
| ライティング:貴樹諒音(たかぎりおん) ブログ「明後日の憂鬱」 |
 |
 |
|
|