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黒い瞳
1987年 イタリア
監督・脚色 ニキータ・ミハルコフ
脚本 アレクサンドル・アダバシャン スーゾ・チェッキ・ダミーコ
出演 マルチェロ・マストロヤンニ シルヴァーナ・マンガーノ エレナ・サフォノヴァ
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人生は不思議。
普通の生活をしていた人が突然宝くじが当たり大金持ちになったり、反対に火事に見舞われ財産を一切失ったりする人がいます。いつどんな時にどんな事があるかわかりません。本当に人生は不思議です。
立場を同じくする存在の邂逅
初老の男パヴェル(フセヴォロド・ラリオーノフ)は、新婚旅行の為アテネからイタリアへ向かう船の中のレストランでイタリア人ロマーノ(マルチェロ・マストロヤンニ)と知り合います。パヴェルの結婚の話を聞きロマーノは、自分の《恋》の話を語り始めるのですが・・・ 学生時代に資産家の一人娘エリーザ(シルヴァーナ・マンガーノ)と結婚して25年。ある日、エリーザの元に破産寸前の知らせが届きます。逆上した彼女はつい、働きもしないのんきなロマーノに当たってしまいます。
しかし、彼はそのまま湯治地へ。そこで、ロマーノは小犬を連れた貴婦人アンナ(エレナ・ソフォーノワ)と知り合います。明るく純真なアンナをからかっているうちにロマーノはしだいに彼女に魅かれていき、ついにただならぬ関係に・・・。
だがその翌日、アンナは一つの手紙を残し帰郷してしまいます。プレイボーイのロマーノは「いつもの事」と思うつもりでしたが、だんだんに彼女への思慕はつのるばかり。
一大決心した彼は「仕事」と偽りロシアへ、探し回ったあげくついにアンナと再会します。ふたたび、愛を確認する二人。ロマーノは、妻に別れを告げて迎えに来る事を彼女に約束してイタリアに帰ります。が、運命の歯車は彼の思惑通り素直に回ってくれるわけではありませんでした・・・
再び人生は不思議、そして残酷。
いい加減な男との突然の「愛」の為に人生を狂わされたアンナ。それは、ただ一つの恋、ただ一つの純愛。苦しみ抜いた愛は、忘れがたい。 そんな二人を見つめていたのがアンナの愛犬サバチカ−ロシア語で小犬という意味。かわいい飼い犬はいつもご主人様の隣にいます。だから、ご主人様の秘密と苦しみを知っています。でも、飼い犬の「サバチカ」は誰にもしゃべりません。言葉がしゃべれないからって?いいえ、ご主人様の苦しみを一番知っているのが「サバチカ」だからです。
1987年
☆カンヌ国際映画祭男優賞 マルチェロ・マストロヤンニ
パルム・ドールノミネート ニキータ・ミハルコフ
☆アカデミー賞 主演男優賞ノミネート(マルチェロ・マストロヤンニ)
☆ゴールデン・グローブ 外国映画賞ノミネート
☆英国アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート |
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